映画「梅切らぬバカ」
映画のご案内です。「梅切らぬバカ」は、都会で生活する自閉症の息子と母親の何気ない日常を描いた映画です。そして、現実的な課題である「親子の高齢化 」や「地域との関係性構築」がテーマになっており、リアルなストーリーでもあります。
母親役に加賀まりこ、息子役に塚地武雅(ドランクドラゴン)が扮します。
また、新宿区手をつなぐ親の会が内容構成にアドバイスをしているとのことです。
先日、役員が映画を見て参りました。上映されている最寄り映画館「CINE SWITCH」のある銀座にまで繰り出して参りました。映画では、都会の地域は、グループホームに対して必ずしも理解があるわけではないことがリアルに描かれていましたが、このあたりは、新宿区親の会が経験した実体験ということなのだと思います。また、グループホームを運営する法人の担当者を林家正道(旧こぶへい)が、グループホームに反対する地域の中心人物をベテラン女優の高島礼子が演ずるなど、なかなかのキャスト構成でした。映画のオチが明らかではない感じでしたが、この種の課題はずっと続くということを、表現していたとも言えるかもしれません。ご関心のある方は必見です。