都民アクション2020:東京都差別解消条例について
一昨年の10月に施行された東京都障害者差別解消条例に関する学習会が開催され、当会からも役員が参加し、議論に参画しました。
【日時】令和2年1月26日(日)13時~16時
【場所】文京区民センター(本郷)
【主催】DETサポーター大田
【後援】東京都手をつなぐ育成会ほか
論点のポイントの1つは、合理的配慮についてです:
障害者差別解消「法」では、行政機関には「義務」、民間事業者には「努力義務」が課せられています。他方、東京都障害者差別解消「条例」では、行政機関・民間事業者ともに、「義務」が課せられています。東京に所在する限り、合理的配慮をしなければならないことになっているわけです。
学習会では、「障害」が実は社会の仕組みに含まれているということが示されました。いわゆる「社会モデル」ですが、「障害者」がマジョリティで「健常者」がマイノリティとなった世界が、擬似的にビデオで上映されました。健常者が、「障害者」となって理不尽な社会的障害を疑似体験する試みで、なかなかよく工夫された啓発ビデオでした。