バリアフリー教育開発研究センター(東京大学)
東京大学バリアフリー教育研究センターから、面白そうなWEBセミナーがあります。
■日時:7月6日(土)午前10時から12時
■講師:中川明先生
■演題:高校・定員内不合格は何が問題なのか―「誰でも普通高校へ」を正当化する法理
■趣旨:小学校や中学校では、少しずつ障害当事者が普通学校・普通学級に就学する事例が知られてきましたが、依然として、高校進学には大きな壁があります。2023年度の文部科学省の調査では、全国の公立学校で、定員に受験者が満たないにもかかわらず、入試で不合格とされた生徒は全国に2004人います(定員内不合格)。定員内不合格を出していないのは、たった9都道府県のみです。
今回は、定員内不合格の何が問題なのか、現在の法律の中で、どのように解釈すれば、高校教育におけるインクルージョンを進めることができるのかについて、北海道大学・明治学院大学教授をお勤めになり、長年子どもの権利問題について第一線で活動してこられた弁護士の中川明先生にお話をうかがいます。